アンティークリネンは使えば使うほど味が出てきていいんです☆
アンティークリネンって男性の方は特に聴きなれない言葉ではないでしょうか?
リネンって家で洗える布のことを想像していただければ分かりやすいかと思います。
よく、病院や旅館、ホテルに行くとリネン庫というのがありますよね?
本来リネンとは麻のこと。その麻には、実はたくさんの種類があります。
リネンの他にラミーやヘンプ、ジュートなどありますが、その中でリネンのグレードは別格なのです。
私はキッチン雑貨や子供の学校で使うバックなどを作ることが多いです。
ヨーロッパではかつて、ハウスリネンが嫁入り道具とされていたようです。
高級なリネンシーツを、たくさん持ってお嫁に行くことは花嫁の誇りでもあったのです。
の時期のアンティークリネンには、
モノグラムといわれるアルファベットの刺繍が施されていて
左側には花婿の・・・・
右側には花嫁の・・・・
イニシャルが入れられていることが多いようです。
素敵だと思いませんか?
アンティークリネンのリネンは繊維に含まれるペクチンが汚れをはじいてくれる特徴があるんです。
その上、更にお手入れが簡単で汚れが落ちやすい特徴もあります。
なおかつ吸収性・通気性ともにたいへん優れているので、
水分をしっかり吸い取り、お洗濯の際には生地の中に雑菌を残さずパリッと乾きます。
また、アンティークリネンのリネンの繊維は洗ったお皿を拭いても繊維が付きにくいのも特徴ともいえます。
あえて困ることをあげるとシワになりやすいことです。
リネンは麻の中ではもっともしなやかで柔らかく、心地よい肌触り。
良質なリネンほどシワになりずらいと言われていますが、基本的には腰があってハリのある素材です。
ですのでお洗濯の際にはシワを伸ばしてから干すといいと思います。
アンティークリネンの大判シーツには真ん中に縫い目が入っていることがあります。
それをセンターシームと呼びます。
なぜ、こんなところに・・・と思ってしまいますが、
これがアンティークリネンシーツの特徴でもあるんですね。
アンティークリネンの魅了を数年前から知ってから、アンティークリネンを素材とした
キッチン雑貨やバッグなどを作ることが日課となっています。
子供を学校に送り出してから帰ってくるまで時には夢中になってお昼ごはん抜きの時もあるくらい・・・。
ふらふらとウィンドショッピングならぬ、 ネットショッピングをしていたら
続々と素敵なモノが目の前に現れて、 どうしても実物が見てみたくて、注文してしてしまう始末。
そして注文したもの全てが、はずれがなく気に入ってしまうのも不思議です。
あまり「これだ!」というものに惹かれたことがない私なんですけれど今回は自分でも驚いてます。
ますます好きになっていく一方です。
アンティークリネンが大好きです。すごい魅力を感じてます。
時が経てばたつほど素敵になってゆくリネン。
私達人間も、そうありたいですよね♪リネンって、知れば知るほど奥が深く、
たくさんの物語を秘めている素敵な素材なんですね♪